ニュース / News (2020/11/13掲載)

特別セミナー(観測と数値モデルから調べる金星の雲)の御案内 <11/27(金)開催>

宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙科学研究所(ISAS)によって2010年5月21日に打ち上げられた日本初の金星探査機「あかつき」は、2016年から本格的な観測を始めています。本セミナーでは、あかつき電波科学チームにおいて中心的な役割を担っている若手研究者の安藤紘基助教(京都産業大学)をお招きして、金星大気における雲についてお話しいただきます。

本セミナーは、新型コロナウイルス感染防止のため、オンライン(ZOOM)で実施します。ZOOMのURLは参加のお申込みをいただいた方に直接お知らせしますので、こちらのメール( rs_symposium@ics.nara-wu.ac.jp )までご連絡ください。

(なお、本研究室の野口助教は、あかつき電波科学チームに参加して金星大気の研究を進めると共に、火星大気の研究も行っております。詳しくは研究紹介をご覧ください。)

セミナー詳細

日時:2020年11月27日(金) 13:30~14:30
ZOOM URL:こちらのメール( rs_symposium@ics.nara-wu.ac.jp )に参加申し込みいただいた後に、直接お知らせします。
講演者:安藤紘基 助教(京都産業大学・JAXA/ISASあかつき電波科学チーム)
タイトル:観測と数値モデルから調べる金星の雲
概要:金星の雲は全球的に広がり、金星の気温分布や運動に大きな影響を与えている。しかし金星の雲に関する観測は増えており知見は増えているものの、その生成・維持されるメカニズムはよくわかっていない。それを克服する手段の一つに数値モデルを用いたシミュレーションがある。本発表では、金星の雲に関する基本的な知見について話すと共に、最近の研究の動向についても言及する。

※奈良女子大学の学生・教員であれば、学部・学年を問わず、どなたでも参加できます。