情報科学科

履修案内

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情報理論

二回生 前期 必修科目
担当教官:森井 藤樹

目的概要

シャノンによって創始された情報・通信の基礎理論である情報理論を扱う。エントロピー、相互情報量、通信システム、符号、復号、通信路容量、誤り確率、伝送速度の概念を基に、(1)情報源符号化定理、(2)通信路符号化定理について解説する。

成績・試験に関して

成績は試験、レポートで総合的に評価する。

コメント

初等的な確率論が必要。

情報科学実験1

二回生 前期 必修科目
担当教官:城・山下・新出・鴨

目的概要

LinuxならびにWindowsに関するハードウェアならびにシステム・ソフトウェアに関する実験を行う。

成績・試験に関して

実験レポートで総合的に評価する。

コメント

計算機システム、Cプログラミングの基礎が必要。

情報科学実験2

二回生 後期 必修科目
担当教官:山下・新出・村松・城

目的概要

Web技術の習得(Webページ作成、CGI、XML、Flash)を目的とした実習を行う。

成績・試験に関して

実験レポートで総合的に評価する。

プログラミング言語2

二回生 前期
担当教官:山下 靖

目的概要

ソフトウェアを作成するための理論や技術は多くあるが、実世界の現象を比較的簡単にモデル化でき、かつソフトウェアとして自然に記述することのできる方法としてオブジェクト指向的計算法がある。現在では、オブジェクト指向的計算法の考え方を利用して、多くのソフトウェアが作成されている。本講義では、このオブジェクト指向によるプログラミングについて学ぶ。

成績・試験に関して

学期末に試験を行う予定である。
レポートとあわせて評価を行う。

コメント

プログラミング言語1および同演習1を受講していることが望ましい。プログラミング演習2と平行して行うので、同演習を受講していることが望ましい。

プログラミング演習2

二回生 前期
担当教官:山下 靖

目的概要

プログラミング言語2に対応する演習である。オブジェクト指向の考え方を用いてプログラムを作成することを学ぶ。プログラミング言語Javaに基づいて演習を行う。

成績・試験に関して

レポートによって成績をつける。

コメント

プログラミング言語1および同演習1を受講していることが望ましい。プログラミング言語2と平行して行うので、同演習を受講していることが望ましい。

論理回路論

二回生 前期
担当教官:新出 尚之

目的概要

今日の計算機の基礎となっているブール代数、および基本的論理回路の構築および基本理念について講義する。

成績・試験に関して

期末試験、およびそれを補うための期末レポートを出題する。必要に応じて中間レポートを課す。

組合せ数学

二回生 前期
担当教官:西岡 弘明

目的概要

この講義では、組合せ数学(組合せ理論)の基礎について学習します。組合せ数学は様々な状況における「場合の数」を数え上げる方法論とその関連理論から成り立っており、「情報検索」「計算理論」「人工知能」等の情報科学分野とも関連が深く、様々な分野に応用ができる理論です。

成績・試験に関して

学期末に試験を一回行いますが、理解度を見るための小テストを行うこともあります。

コメント

科目名に「数学」と言う言葉がついているので一見難しそうですが、情報科学の各分野への応用が期待できる基礎理論であり、あまり難しくならないように実例を挙げて話をしますので、数理パズルを解くようなイメージで気軽に受講してください。

情報数学1

二回生 前期
担当教官:和田 昌昭

目的概要

線型代数の基礎を学ぶ。具体的な計算のアルゴリズムに慣れることを目標とする。

成績・試験に関して

期末試験をそのまま成績とする。期末試験には本やノートの持ち込みは不可。ただし、B5版の紙一枚の両面に自筆でメモを書き込んだもの(コピーは駄目)を使用してよい。

情報数学2

二回生 後期
担当教官:和田 昌昭

目的概要

情報科学への応用を考慮しつつ抽象代数学の初等理論を学習する。具体的な計算よりも抽象的概念による思考に慣れることを目標とする。

成績・試験に関して

期末試験を行う。期末試験には本やノートの持ち込みは不可。ただし、B5版の紙一枚の両面に自筆でメモを書き込んだもの(コピーは駄目)を使用してよい。

情報数学演習

二回生 後期
担当教官:和田 昌昭・野口 克行

目的概要

情報科学を学ぶために必要な数学能力を身につけることを目的とする。演習の内容は主に線型代数学で、情報数学1および城数学2の講義内容に即した問題を出題する。

成績・試験に関して

必要に応じて、理解確認のために試験を行うこともある。また、ほぼ毎回テーマにって問題を出題する。

コメント

線型代数の初歩の知識を前提とするので情報数学1・2などの線型代数の講義を履修済みまたは演習と平行して受講していることが望ましい。

応用情報数学

二回生 後期
担当教官:西岡 弘明

目的概要

この講義では、理工学分野の研究でよく用いられる制約条件下での最適化の手法である「線形計画法」「動的計画法」や効率のよい実験計画を立てるための手法である「実験計画法」について述べ、余裕があれば「ゲーム理論」等についても触れます。さらに「数え上げに関するポーリャの定理」や組合せ数学(組合せ理論)の応用についても学習します。本科目は「オペレーションズリサーチ(OB)」「人工知能」等の情報科学分野とも関連が深く、様々な分野に応用ができる内容で行います。

成績・試験に関して

期末試験を行いますが、理解度を見るための小テストを行うこともあります。

コメント

特に予備知識は必要としませんが、線形代数や組合せ数学を受講していることが望ましいと考えられます。

計算機ハードウェア論

二回生 後期
担当教官:城 和貴

目的概要

情報系学部生として必要最低限の計算機ハードウェアに関する技術を習得する。コンピュータの構成を把握し、各モジュールの機能を理解することを目標とする。

成績・試験に関して

中間試験を1回もしくは2回行い、最終試験を行う。追試やレポートによる救済措置はない。

コメント

受講前提として、論理回路論の単位を取得していることとする。

応用解析学

二回生 後期
担当教官:高橋 智

目的概要

生物の数の変化や物体の運動などさまざまな自然現象を記述するのに微分方程式が使われる。本講義では、線型方程式を中心に微分方程式の初等的な解法について述べ、ついで非線形微分方程式の会の振る舞いの定性的な扱いについて解説する。

成績・試験に関して

授業時の小テストにより評価する。

数値計算法

二回生 後期
担当教官:林田 佐智子

目的概要

本講義の目的は数値計算の手法を理解することである。数値計算の手法、計算に伴う誤差、効率的な方法などについて解説する。また演習を通してそれぞれに手法の会得を目指す。

成績・試験に関して

レポート提出と試験の成績を総合して判定する。

コメント

計算機実験1において数値計算の演習が予定されており、計算機実験1と連携して授業を進める。受講生は同時に計算機実験1を受講することが望ましい。

計算機実験1

二回生 後期
担当教官:城・高橋・高須・鴨

目的概要

数値計算の基礎とLaTexを学んだ後、コンピュータグラフィクスの基礎と並列プログラミングなど、計算機実験2の課題に必要な技術を習得する。

成績・試験に関して

それぞれの担当教官がレポート課題を出題する。

コメント

「プログラミング演習」などを履修してプログラミングの基礎知識をすでに習得していることが望ましい。
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